今年の夏は、記録的な猛暑とともに、多くの災害が発生しました。
6月の大阪北部地震、7月の西日本豪雨、台風21号による関西地方を中心とした被害、そして9月上旬の北海道における震度7の地震・・・。
天候や自然災害は、神様のいたずらなのか、我々人間にはどうすることもできないものですが、これだけ多くの異常気象や自然災害が続くのはやるせないものです。被災された皆さまとそのご家族の方々に心よりお見舞い申し上げます。
JAグループとしても、被災地の復興支援に努めています。とは言っても、現地での復興支援は、受入れ体制があってはじめてできる話。被災地の現状や要望を踏まえながら、全国JAグループを挙げて復興支援を開始している状況です。
現在、取り組んでいるのが、広島県、岡山県、愛媛県などに大きな災害をもたらした7月の西日本豪雨への復興支援。JAグループでは募金活動に取り組むとともに、受け入れ体制が整った県・JAへ支援隊を派遣し、ハウスや農地の復旧作業等の支援をしています。
本県JAグループからも、9月以降、被災地へ順次職員を派遣しています。豪雨により浸水したイチゴを栽培するハウスのビニール撤去作業を行いました。愛媛県内で作業にあたった職員は、「ハウスは水田に囲まれた場所で、天井まで浸水してしまっており、高い位置にも泥があった」と話していました。
作業前のハウス内
ハウス屋根上の土砂状況
被災された地域では、どこも復興道半ばかと思いますが、JA長野県グループは被災された皆様とそのご家族の方々を全力で支援していきます。(グァルネリ)