朝晩寒くなってきました。テレビで「カピバラが温泉につかる」というローカルニュースを見て、我が家も動物園に出かけることにしました。
場所は、長野市南西部にある茶臼山動物園。いろいろ楽しかったのですが、2つの動物を紹介します。
1つ目はレッサーパンダ。
レッサーパンダといえば、10年前くらいに「2本足で立つ姿が可愛い!」とCMに起用されたり、話題になった動物。茶臼山動物園の一押しでもあるので、「行動展示」に力を入れています。飼育室には縦横無尽に木が張り巡らされており、すぐ目の前を歩く姿を見ることができます。屋外設備は、面積は小さいものの自然環境に近いものを再現しています。当日は、日差しが暖かいからなのかはわかりませんが、木の枝に挟まって寝ている姿も見れました。結構笑えます。上野動物園のパンダも人気ですが、これはこれでかわいい。
もう1つはアライグマの「カール」(SNSで話題ですね)。
アライグマ自体は夜行性のため、昼間は木の穴や土の中で寝ています。カールは、マンホールを寝穴にし、几帳面に蓋までするその姿が話題になっています。
「まぶしい (・ε・)ムー」
1日1回、動物園職員が健康チェックのためマンホールの蓋を開け、安否を確認します。その後、蓋を元の位置に戻すと器用に中に入って「パタン」と蓋を閉めます。
約10秒の出来事なので、職員の方も「撮影の準備はいいですか?」と確認するほど。
蓋を開けた瞬間の「まぶしい (・ε・)ムー」、その後の「早く暗闇に戻して~」という敏速な行動がものすごく微笑ましい。茶臼山動物園のサイトにも動画が公開されています。現在は1日1回健康チェックをしているようです。
「早く暗闇に戻して~」
その他、ライオン・トラのエサやりの見学、アルパカとの写真撮影等、楽しめるイベントがたくさんありました。個人的には、ライオンとトラがえさを食べているところをはじめて見たので、驚きが大きかったです(トラは意外と紳士的な食べ方をしてました)。
ナイトサファリをはじめ、動物園の見せ方が昔とは変わってきています。
童心にかえって出かけてみると新たな発見があるかもしれません。(とど)