台風18号が長野県内に近づき、曇天の中、JAながの管内の「すこうぶどう祭り」に出かけてきました。地区の体育館が会場でしたが、そんなに人が集まるのか? と思いながら、9時オープンだったので8時半ぐらいに到着すると、すでに、写真のような人の列。「ぶどう祭りをなめていた!」と後悔しながら列の後ろに並びました。
途中の雨にも負けず、なんとか入場。この時点で、10時10分。
ぶどうの在庫はあるのだろうか? と心配になりながら、いざ会場内へ。
何種類か売り切れはありましたが、たくさんの種類が並んでいます。すべての商品で試食ができ、食べ比べができます。私が購入したものを紹介します。
「シャインマスカット」
タネなしで皮ごと食べられ、高糖度でマスカットの香り。全国的に人気です。
「ナガノパープル」
長野県果樹試験場で育成された、長野県限定栽培品種。まさに「Made in Nagano」。種がなく歯切れが良く、皮ごと食べれます。
「安芸クイーン」
「巨峰」の中で偶然実生した品種。甘味が強く、ほどよい酸味。種あり・種なし両方あります。
「巨峰」
正式名称は「石原センテニアル」。長野県内で一番生産量が多い品種です。「ジベレリン」などの植物ホルモンを使用することで種なしになります。
「クイーンニーナ」
「安芸クイーン」の子どもにあたります。果皮は厚く渋みがあります。
その他、ピオーネ・翠峰・シナノスマイル・藤稔・サニールージュ・ナイヤガラ等多くの品種が売られていました。これだけ多品種の中から試食しながら選択できるという機会は、そんなにないかと思うので、楽しかったです。粒も大きく、形も整っているものが多く、市価の2割引くらいの価格も魅力。5箱・6箱購入し、配送手続きをされている方もいらっしゃり、長野県ブドウの魅力を再認識しました。
シャインマスカットを家族で食べましたが、甘くておいしかったです。
最後に、ディズニーランドに匹敵する人の並びでしたが、混乱が起きないよう導線が良く考えられており、感心しました。運営スタッフの皆様、ご苦労様でした。(とど)