そのカフェは、「蔵の町」の景観づくりに取り組んでいる須坂市の中央通り商店街にあります。お店の名前は、「Ｗａｒａｋｕ（わらく）」。ご夫婦できりもりする、カフェとワインのお店です。
Ｗａｒａｋｕは、蔵の町の景観に溶け込むよう配慮されて造られています。入り口や窓には黒格子がはめこまれ、吹き抜けになっている天井は高く、解放感のある造り。カウンター席とテーブル席が配置され、清潔感のある店内です。
トイレに続く廊下はギャラリーも兼ねていて無料で貸し出しされており、地元の皆さんの作品発表と交流の場に一役買っています。
ランチタイムのメニューは、パスタがメイン。セットには前菜と珈琲などのドリンクが付きます。パスタは、店内のボードから選びます。取材にお邪魔した日は、オリジナルパスタ（ナポリタン）、モッツァレラチーズとバジルのトマトソース、須坂みそミートソース、エビと野菜のトマトクリームソースでした。
前菜
オリジナルパスタ（ナポリタン）
モッツァレラチーズとバジルのトマトソース
須坂みそミートソース
14時からのカフェタイムは、パンケーキやミニパフェなどスイーツ類が充実しています。パンケーキはフワフワの食感で、シンプルなクラッシックタイプのほか、ブルーべリーやラズベリーとアイスクリームがのったハーモニータイプ、小倉あんにアイスが乗った和風タイプがあります。ランチタイムでは、パンケーキのハーフがオーダーできます。
クラッシックタイプのパンケーキ（ハーフサイズ）
ハーモニータイプのパンケーキ（ハーフサイズ）
珈琲は、１杯ごとにハンドドリップで淹れ、エスプレッソをベースにしたラテなども充実しています。
金曜日と土曜日はディナータイム営業があり、ワインバーに。店内にはワインセラーやワイングラスがディスプレイされていて、華やかな雰囲気です。フードメニューにはパスタをはじめ、ワインにピッタリのサイドメニューが並びます。世界のワインももちろんありますが、「（長野県内の）北信地区のワインも取り揃えています」と、ワインエキスパートの資格を持つ奥様が教えてくれました。
奥様は長野県の飯山市生まれで、ご主人が新潟県生まれ。ご主人は大学生時代に長野県で暮らしたことがあり、電気関係の仕事で各地を転々とした後、奥様の故郷でもある長野県に来てカフェを始めたそうです。
蔵の町須坂を散策しながら、Ｗａｒａｋｕを訪ねてみてはいかがでしょうか。きっと、おいしい出会いがありますよ。
プリン作りの名人
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