かあさん手作りおやつ第２弾は長いもあられ

農産物直売所で見つけたおかあさん手づくりのおやつ第２弾は、｢長いもあられ｣です。中信地方の塩尻市洗馬にあるＡ・コープ　アピスせば店に行くと、長いもをもちの中に練りこんだ、長いもの産地ならではの珍しいあられがある。これが昔からこの地で作られてきたかあさん手作りのおやつなのです。

いくらでも食べられそうな味
作っているのは農家の女性からなるＪＡ洗馬農産加工グループ。和気あいあいと凍り餅、かき餅など一緒に加工している。｢長いもあられ｣は、仕上がりがとてもさっくりとしていて、消化を助ける長いもが入っているだけあって、食べた後がとても軽く、いくらでも食べてしまいそうな味。

よくついたお餅の中にすりおろした長いもを手で混ぜるのだが、最初はキョトキョトと分離していたものが、一体となっていく様子は、なぜかほっとするような、とても気分のよいものだそうです。やってみたいですね。一日置いてあられに切り、風の当たらない室内で３月の末まで干されます。塩尻の雛の節句は月遅れの４月。もともとはそのときに油で揚げてお供えしたものだそうです。左の写真の｢長いもあられ｣は、揚げる前の状態で、Ａ・コープ　アピスせば店で売られています。数に限りがありますのでお早めにどうぞ。