野菜ごはんがおいしい森の小さなカフェ：上松町

そのカフェは、森林浴発祥の地として有名な、赤沢自然休養林へ向かう渓谷の入口にあります。名前は「流れ星」。赤沢の星がとても綺麗なこと、そして大切な一瞬という意味もあるので、訪れたお客様の時間を大切にしたい、という店主さんの思いから名付けたそうです。

森林浴の途中で立ち寄りたい、とっておきのカフェ

cafe流れ星は2011年の春にオープンして、今年で5年目のシーズン。赤沢自然休養林の開園期間に合わせて、４月下旬から１１月上旬まで営業します。木曽郡上松町から小川沿いに西に７ｋｍほど行くと、赤沢への入り口となり、木立の中にcafe流れ星があります。

カフェは白を基調とした明るく清潔感のある店内。インテリアも、おしゃれで居心地の良い空間になっています。クッキー、サブレ、ビスコッティなどの焼き菓子も販売しています。時には、店主さんの畑でとれた野菜が販売されることも。窓から見える森の緑が白い壁に鮮やかに映え、ゆったりとくつろぐことができます。

　

　

野菜たっぷりのごはんと手作りお菓子で旬を味わう

　

ランチメニューは、流れ星プレートとどんぶりの２種類。流れ星プレートは、野菜を中心に4種類のおかずとごはん、サラダ、スープ、そして小さなお菓子と温かいほうじ茶がつきます。どんぶりは、野菜を中心にした炒め物などがのったごはんとサラダ、スープ、おかず１品が付きます。味付けも絶妙で、ヘルシーなランチです。

　

スイーツは日替わりで、その日のショーケースにあるケーキから選びます。取材に伺った時は、かぼちゃのシフォンケーキ、洋梨のショートケーキ、きなこと小豆のチーズケーキ、カラメルりんごのケーキの４種類がありました。シンプルな素材で手作りするスイーツは、季節によって旬の素材を使っていて、どれをオーダーしようか迷ってしまいます。

　

　

ドリンクメニューは、堀口珈琲の豆を使用した珈琲や、各種の紅茶・ハーブティー、自家製の青梅サワーソーダやジンジャーエールなどもあります。

　

　

ランチもスイーツも驚くほど美味しかったので、店主さんに尋ねると「県外で料理を勉強して木曽に帰ってお店を始めました」とのこと。赤沢の自然に癒された後は、極上のランチタイムやティータイムはいががでしょうか。