何とか剪定はおわったよおお!
♪春よ〜遠き春よ〜まぶた〜閉じれば〜
そこに〜...早!!
そんなあわてんぼうの春!
4月も三井の農事録はじめるよー!
let's トライ!!
冷やしちゃだめ!
春先は草の上での昼寝がきもちうぃー
今年の春は本当に早いんですよ...
ウサインボルトさん並みに早いかもしれません(汗
長野県の北部は入学式シーズンに桜が咲いてる事ってあまりないので、ちょっと違和感を感じます。
(長野県中野市の2021年の開花は4月あたまでしたが、例年であれば中旬のはず...)
そうなると桜だけでなく、農作物の生育も早く
三井農園としては、頭が痛くなるのが...
霜対策!!
日中の気温は高くても、中山間地域の多い長野県では、夜間から朝にかけて霜が発生します。
路地野菜・果樹などの発芽期や開花期のタイミングで霜に当たると、焦げたようになり、生育異常、枯死してしまいます。
対策として、地温確保のための草刈りや日中の散水による土壌の湿度確保からはじまり、今年からJA指導のもと導入したのが、コーヒーのカフェイン由来の凍結阻害剤です。
(ちなみに、私はキリマンジェロが好きです)
ざっくりな説明をすると、水は0℃で凍結が始まりますが、異物が入ると凍りにくくなると...
(おい、三井...本当にざっくりじゃねーか)
他にも保温効果を持たせる資材や、一番効果があるとされている燃焼法といった様々な方法を、生育状況に合わせて行っていきます。
僕もお腹を冷やすと弱るタイプの人間なので、しっかりと温めておきます!
授粉はドキドキルーレット
プラムも満開
霜対策もさることながら、
三井農園では、プラム→桃→りんごの順で開花していくので、
開花した品目から人工授粉を行なっていきます。
特にプラムは相互授粉という、違う品種どうしの花粉をつける事で結実します。
品種によって結実するかの度合いが違うので、1回だけの授粉で終わるのもあれば、5回ぐらいやっても結実しない品種もあります。
THE農業と言えるような、自然との二人三脚で、他にも天気や気温によって結実状況が左右されます。
結実がわかるのは、花が散ってから10日ほど経たないとわからないので、コレがドキドキします。
(年末ジャンボのルーレットを見る感じです)
そんな春先の作業のバタバタの中でも、やはり桜を少しでも見ていると落ち着くと言うか、日本人と言うか、人間で良かったと三井は思うわけですよ。
桜綺麗だな〜もぐもぐ...
(みなさん、だんごはあんこ派ですか、それともみたらし派ですか...もぐもぐ...三井は断然あんこ派です)
次回の農事録では、結実の状況をお伝えします!
はたして三井がだんごを食べながら行った授粉は成功しているのか!? 乞うご期待!
りんごはあと少しで発芽