新信州暦　涼む者あればアツくなる者あり

７月も折り返し地点を迎え、日本列島が蒸し暑い湿った風に包みこまれる季節となりました。しかし、どんなに暑くてもどこかウキウキする、それが夏ですよね♪ 夏ならではの「食」「観光」「行事」をしっかり満喫してくださいね。

扇風機とクーラーだけが唯一の救い。。。と思っている皆さん。長野県内には避暑地として位置づけられているリゾートや高原のほかに、誰もが涼しく快適に過ごせる公共施設や地元のお店といった、「信州クールシェアスポット」があるのをご存知ですか。避暑地で自然の風を味わうのもよし、エアコンが効いた信州クールシェアスポットで過ごすのもよし。この夏は、みんなで涼しさをシェアしましょう！

首都圏近郊の人気避暑地と言えば「軽井沢」。県内外を問わず人気のスポット「軽井沢プリンス・ショッピングプラザ」に、７月、新たに５４の店舗が仲間入りました！
休日だからこそ、気合いを入れてショッピングに出かける元気があるのは・・・、やっぱり女性でしょうか。

長野県の避暑地の中でもダントツの人気を誇るのが「上高地」です。7月〜8月の上高地は、高山植物が可憐な花を咲かせて、お出迎えしてくれます。大自然に生きる小さな生命も短い夏を謳歌しているようです。今夏は「信州 山の日」（毎年7月第4日曜）が制定されたはじめての夏。初心者から楽しめる上高地で山登りデビューしてみませんか？

編集部おすすめの穴場的（？）避暑地は「駒ヶ根高原」です。中央アルプスへの登山口で、四季折々に美しい景色が広がります。ゴルフ場やテニスコートのほか、バーベキュー施設やキャンプ場も整備されており、年齢・目的を問わず幅広く自然を楽しめます。
◇関連リンク
・信州の山 ポータルサイト

農産物情報です。
ＪＡグリーン長野管内で、ネクタリンの出荷が始まりました。同ＪＡ管内にある西部青果物流センターには連日、生産者が収穫したネクタリンを運んできています。 今年は着色、大きさともに良好で、昨年より１日程度早い出荷と順調だとか。ネクタリンには、「アームキング」「メイグランド」「サマークリスタル」など様々な種類があり、品種リレーをしながら９月中旬まで出荷が続きます。お試しください。

露地栽培された「ＪＡ松本ハイランドすいか」の出荷が始まっています。今年は２月の大雪や４月の低温の影響で苗の定植が遅れたものの、５月以降は好天に恵まれ、気温が高く日照量も多かったことから生育が回復し、結果的に昨年と同時期の出荷となっております。
「ＪＡ松本ハイランドすいか」として出荷できるすいかの糖度は１１度以上が必要。実際に試し切りし、計測すると、糖度は１２度！ 今年のすいかも高品質に、おいしく仕上がりました。
すいかの出荷は、生産者の皆さんが、ＪＡすいか共選所へ持ち込むことから始まります。その後、検査員が目視検査をしたあと、内部品位センサーで糖度や熟度・空洞果などを測って格付けしています。露地すいかの出荷は９月中旬まで続きます。ぜひ食べてみてください。
◇関連リンク
・ＪＡ松本ハイランド

採れたて「スイートコーン」はいかがですか？
ＪＡ上伊那管内にある「みはらしファーム」でスイートコーン狩りが行われています。夏の日差しを浴びて大きく育ったスイートコーンは、実がしっかり詰まっており、とりたてはジューシーな味わいです。８月下旬まではブルーベリー狩り体験もできます。ぜひご家族そろってご参加ください。
◇スイートコーン狩りチラシ（PDF）

[巻頭のカバー写真]
写真はオクラの花。よく見ると、花びらの色がうっすら緑がかっています。眺めていると冷涼な気分になるのは私だけでしょうか。