秋の信州は空を見あげるには最高の季節です。空が広く見えるところに出かけませんか? このところ忙しすぎて星空をゆっくり眺めたりしていないのではありませんか? でもすでに信州の高原の夜はかなり冷え込みますから、しっかりと暖かい服装で身を固めて、温かい飲み物など用意して、サンセット(日没)を待ちましょう。
「秋の日はつるべ落とし」といって、日一日と夜の訪れが早くなりつつあります。長野市で見ても、9月15日の日の入りは17時55分ですが、30日には17時33分と、1日に1分から2分ずつ日の入りの時間が早まっていきます。それだけ夜が早く訪れるわけで、夜空を眺めるにはうってつけになりつつあるのです。夏の大三角は天頂付近にまだありますが、秋の訪れを伝えるペガサスの大四辺形が高度を上げてきています。夕方の西の空の低いところでひときわ明るく見えているふたつの星は金星と木星でしょうか。おりしも18日、19日は中秋の名月です。広い空に浮かぶ月を、家族で又愛しい人と見あげて豊かな時間を過ごしてください。月末の22日の夜明けの西の空ではプレアデス(すばる)と火星がならびます。
それでは「長野県のおいしい食べ方」編集部が独断で選んだすぐにでも行きたい「信州で夜空を見あげるのに絶好の5つの高原」をご紹介しましょう。
信州で夜空を見あげるのに絶好の5つの高原
- 八ヶ岳高原 野辺山には何といっても国立天文台(電波望遠鏡施設)があります。星の郷という名前はだてではありません。
関連サイト 野辺山国立天文台
- 車山高原から美ヶ原高原までのビーナスライン沿い 長野県内のほぼ中央の高地のため、360度のパノラマは圧巻。急に霧が出ることもあるので、運転は注意。
関連サイト ビーナスライン
- 菅平高原 ダボスの丘あたりは絶好の星空観察ができる。
関連サイト 菅平高原
- 乗鞍高原 公共の温泉「湯けむり館」の露天風呂から星が見れます!
関連サイト 湯けむり館
- 高峰高原 「高峰温泉」 知る人ぞ知る星空観察の聖地。標高2000メートルの秘湯。
関連サイト 高峯温泉