おいしい食べ方インタビュー:松本山雅FC・反町監督

おいしい食べ方インタビュー

ドアが開き、部屋に入ってくるなり「おっ、シャインマスカット」と張りのある声を発したのは、サッカーJ2の松本山雅FCを率いる反町康治監督です。
テーブルに置いてあるチームカラーと同色のブドウを品種名で呼ぶあたりが、さすが長野を代表するサッカーチームの監督です。今回は、この反町監督に、長野県の食べ物について、おいしいお話を伺いました。

野菜もワインも活力に

「松本に住んで5年になりますが、その間サポーターの皆さんからけっこういろんな農産物をいただくんですよね。普通は差し入れってお菓子とかじゃないですか。ここではやっぱり野菜とか果物とかになるんですね」と監督は満足そうに話し始めました。シャインマスカットもよく差し入れられるものの一つだそうで、「夏は波田のスイカでしょ、あと長芋、ぶどう、ねぎ(これは松本一本ねぎのことでしょうか)、アスパラガス・・・」と、長野県産でも、とくに松本エリアを代表する農産物がすらすらと口をついて出てきます。
「アスパラをもらったら、自分で切って醤油バターで炒めて食べるんですよ。おいしいね」
「たまたま佐久の米をいただいて食べたらすごくうまかったですね。長野県って米もおいしいということを知らなかったから、びっくりしました」
さすが、"違いの分かる"監督です。

おいしい食べ方インタビュー

練習中の反町監督(奥右)

長野県産ワインもほめていただき、時には直売所で買い物もするらしく、立派な長野県のおいしいもの通であることがうかがえ、私たち長野県民にとってはとってうれしい限りです。

信州のおいしい農産物で昇格祈願!

おいしい食べ方インタビュー

プロサッカーチームを率いる立場だからこそ、食事をないがしろにはできないわけで、そういう意味でもおいしくて身体にいい食べ物に恵まれた長野県の環境は申し分ない、といいます。ただチームとしての食生活指導については、まだまだJ1のトップチームから比べれば足らない面も多く、これから伸ばしていきたい課題だそうです。

おいしい食べ方インタビュー

おいしい食べ方インタビュー

スタジアムに詰めかけるサポーターの数と熱心さでは、J1クラブにも引けを取らない松本山雅FCの練習をひと目見ようと、平日にもかかわらず、この日もたくさんの熱心なファンが練習場に集まってきていました。J1復帰を目指すチームは、昇格プレーオフに向けて負けられない戦いが続いています。
「シーズンが終わるまでは、事実上オフ日はありませんよ」という反町監督。せめて毎日のおいしい食べ物で身体と精神の調子を整えてくださいね。

20171108in05.jpg最後に、持参した長野県自慢のシャインマスカットを味わっていただきました。
グラウンドでは厳しい顔つきの反町監督ですが、「このぶどうを最初に食べた時、種がなくて、皮ごと食べられるって知ってびっくりしましたねー」と、ぶどうの粒をほおばる顔は、いつになくほころんでいました。
これからの活躍にますます期待が高まる松本山雅FC。実り多き秋になりますよう、ファンと共に私たちも一生懸命応援したいと思います。(つかはら)

松本山雅FC

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