インターネット通販、JAタウン「全農長野 僕らはおいしい応援団」では、ひょう害果の販売をしております。9月下旬からJA信州うえだのひょう害にあった秋映をお取り扱いしていたところ、産地の予想を上回る大勢のお客様から、ご注文・温かいご支援のお言葉を頂戴しています。農家さんはもちろんのこと、JA信州うえだ・事務局としても大変励みになっております。この場をお借りして深く御礼を申し上げます。誠にありがとうございました。
ひょう害果とは、空から降ってくる氷の粒、ひょう(雹)が当たった果物を指します。農作物にとってもひょうは大敵で、降雹があった地域は甚大な被害を受けることもあります。野菜や果樹の葉に穴を開けたり、落としたり。果物に当たれば、傷跡が残ります。
ひょうが当たった傷跡の残るシナノスイート
今年の5月31日夜、2cmほどの大粒のひょうが上田市・東御市の一部地域に約15分に渡って降りました。成長の途中でまだピンポン玉くらいのサイズだったりんごにもひょうが当たり、この傷跡は収穫時期になっても完全には癒えることはありませんでした。しかし、かさぶた状に修復された傷の部分を深めに取り除けば果肉にはほとんど影響はなく、個体差はありますが、皮を剥けば写真のようになります。当然のことながら、味は無傷の品と比べてもそん色ありません。
傷跡の断面を切ってみると...
傷を深めに取り除けば普通に食べられます(写真は秋映)