【直売所レポート! No.24】
JAみなみ信州農産物直売所「りんごの里」(飯田市)
JAみなみ信州農産物直売所「りんごの里」田原所長(中央)とスタッフ
実りの秋は色とりどりの農産物で直売所の棚がにぎわいます。
長野県南部にあたる下伊那地域は、県内では温暖な気候で果物の収穫時期が早い地方です。
同地域のJAみなみ信州の直売所を巡りました。
中央自動車道飯田IC前にある「りんごの里」
中央自動車道飯田インター前にあるJAみなみ信州農産物直売所「りんごの里」。地元のお客様をはじめ、高速バスの停留所「伊賀良」のすぐ隣にあるので、バスの待ち時間に立ち寄る観光客も多く見られます。
田原所長に店内を案内していただきました。
開店直後の棚にはぶどうや梨、りんごがズラリ!
全国発送できます!
「ぶどうは実が柔らかく持ち運びが大変なので、発送できるように箱の販売もしています」(田原所長、以下同)
直売所で果物の発送もできるのは観光客にとってうれしいポイントですね。
梨の贈答箱(5kg、2.5㎏)も販売しています。
「少量箱を求めるお客様の声にお応えし、今年から2.5kg箱の贈答箱も準備しました。『太鼓判』は光センサー選別で豊水・二十世紀は13度以上、南水は14度以上の糖度を保証しているので特におすすめですよ」
これから本格的な旬を迎えるりんごも贈答箱の準備を進めています。
「11月ごろには光センサー保証の『蜜入り』サンふじが並ぶ予定ですので楽しみにしてください」
直売所だからこそある、ニッチな商品
「生産者は1名だけなのですが、アケビも並びます。珍しい果物が並ぶのも直売所の魅力ですね」
朝生みたての卵も販売されています。
「卵は人気で、売り切れることが多いです」
飯田市に来たなら買ってほしい逸品
飯田市にある株式会社いと忠の「いと忠 巣ごもり」は、まろやかな黄味餡をホワイトチョコレートでコーティングした和風スイーツで、信州を代表する銘菓です。
飯田市は人口1万人あたりの焼肉店舗数が日本一の「焼肉のまち」。「飯田下伊那食肉組合」監修の「南信州 飯田の辛みそ」や焼肉味のポテトスティックなど、焼肉にちなんだ商品も並びます。
JAみなみ信州青年部果樹専門部のシードル開発チームが手がけるシードル「THE COZY(ザ・コージー)」もあります。このラベルは、毎年8月上旬に飯田市で開催される日本最大の人形劇イベント「いいだ人形劇フェスタ」をモチーフにしています。
また、飯田市は世界ではじめて「ぶなしめじ」の人工栽培を始めた「ぶなしめじ栽培発祥の地」です。
りんごの里には、きのこ農家さんが納品するぶなしめじやエノキタケなどの様々なきのこが、年間を通して並んでいます。
飯田市生まれ飯田市育ちのぶなしめじを一度食べてみてください。
長野県飯田市にお越しの際は、ぜひりんごの里にお立ち寄りください。
- 長野県飯田市育良町1-2-1
- TEL 0265-28-2770
- 営業時間 9時~18時
- 定休日 不定休
- 直売所ブログ