四賀村暮らしにしっくりなじむ古民家カフェ：松本市｜地域情報

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A Cozy Cafe in the Mountain Country

信州のおいしい素材を使ったメニューと、居心地の良い空間を提供してくれるマウンテン・カントリー信州ならではのカフェを、シリーズで紹介しています。どこからであれ長野県を訪れた際は、足を運んでみてください。そこにはきっと、おいしい出会いがあります――

自然に寄り添うやさしい体験が待っています
信州は松本市、旧四賀村五常に築１３０年の古民家を改修してできたカフェがあります。山の麓の大自然の中で、四季を感じることができるそのカフェの名は、「ＫＡＪＩＹＡ（かじや）」といいます。

「この家ありきで選びました」
店主さん夫婦が、ＫＡＪＩＹＡを開業したのはちょうど１年前の６月下旬。もうすぐ１周年を迎えます。古民家の改修は、店主さん自身がいろいろな人の手を借りて行いました。

その様子を記録したアルバムがカフェに置かれていました。屋根の葺き替え、壁の塗り替え、床の張り替え、時には基礎も直すなど大がかりな改修の様子がわかります。なぜこの地で開業されたかをお聞きすると、「この家ありきで選びました」と店主さんは笑います。そんな店主さん夫婦によって、古民家に新しい命が吹き込まれ、ＫＡＪＩＹＡが誕生したのです。

ワクワクする企画がたくさん！
ＫＡＪＩＹＡはカフェだけでなく、農家民宿やヨガ教室、ギャラリーなど古民家の広い空間を活かした様々な顔をもっています。
民宿は、素泊まり３０００円、１泊２食付き５０００円で宿泊体験ができます。
ヨガ教室は要予約で、毎週水曜日の午前中に体験できます。
ギャラリーでは、ご主人作のひょうたんランプの展示や、企画展が開かれ、今月は松本市のお隣の安曇野市にある工房「kokageya」さんの企画展「六月色　傘と花」が、２０１４年６月２９日（日）まで開かれています。

地産地消と自家製のものを大切にした
身体にやさしいカフェメニュー
カフェのフードメニューは、酵素玄米のごはんのプレートがおすすめ。プレートメニューにはベジタブル餃子プレートのほか、月替わりメニューとして、今月はベジタブルプレートやカレープレートがあります。そのほか、天然酵母のパンを使ったベジタブルピタサンドや、おむすびセットがあり、いずれのフードメニューにもスープが付きます。食材はできるだけ自分たちの手で作ったものを使うよう心がけ、お米は無農薬栽培の自家製が基本、野菜も自家製か地元の有機農家のものや直売店のものを使用しています。お醤油、味噌、梅干し、梅酢も時間をかけて手づくりしています。