今冬は暖冬から一転、厳寒に見舞われるなど、日本列島は「びっくりぽん」の状況です。初めから寒ければ、そのつもりだったのに、観測史上まれな暖かな冬からの激変に体がついていけません。 その気候変化はさまざまなところに影響を及ぼしています。我が家では、段ボール箱に入れたリンゴを暖冬に合わせ、屋内の納戸から物置に移していたのですが、この寒さで凍みてしまいました。生食できないことはないけれど全部は・・・ということで、以前、友人から教わった『りんごのシロップ煮』(自家用)を作ることにしました。
リンゴを厚さ3mmぐらいの薄切りにして、鍋に平らに並べたところ
自家製「りんごのシロップ煮」出来上がり
酸味の少ないリンゴを使うときは、レモン汁を加えるとよいと思います。また、お好みで、火を止める前にブランデーやワインを加えても香りがよいそうです。 そのまま食べても良いし、パンやクラッカーにのせたり、ヨーグルトやアイスクリームに添えてもOK。さらに、シナモンを加えてアップルパイにしたり、お菓子の材料に、また、肉料理のソースに混ぜても良いと思います。
・鍋は大きめで、底の平らなズドンとした形のものを使う ・リンゴは、鍋の深さの3分の1程度、砂糖を入れても2分の1以下に抑える ・煮ている間は、かき混ぜない。途中で火を止めず、一気に仕上げる ・鍋から目を離さず、鍋全体からグツグツと泡が出ている状態に火加減を保ち、煮汁に自分の好みのとろみがついた時点を見極めて火を止める。 ・冷めるまでさわらない。
リンゴが透き通って、箸で持っても形が崩れなければ成功です。
以前、友人宅で、紅玉を皮ごと、くし形の薄切りにして、鍋に円を描くように少しづつずらしながら綺麗に並べ、上記の方法で煮たものをいただきました。とてもきれいで、おいしかったです。お客さまに出すときは、グラニュー糖を使い、火を止める前にブランデーを垂らすそうです。とても喜ばれると言っていました。
こちらは 2016.02.09 の記事です。農畜産物や店舗・施設の状況は変わることもございますので、あらかじめご了承ください。
昭和人
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