
最低気温が氷点下の日々が続いています。今年も残すところ2週間となり、農家は田畑や農業機械の片付けを行い、本格的な雪に備えています。ハウス栽培のイチゴは、クリスマスの需要期に向けて、花木などは正月向けに、今は出荷が最盛期を迎えました。
22日は冬至。冬至は1年間でもっとも昼が短く夜が長い日。太陽が冬の家に入り、この日から夏の家に向かう旅をはじめる日です。古来地球とともに生きてきた伝統的文化では、冬至を新年のはじまりであり、一年で最も大切な日と考えていました。地球の北半球に暮らす先住民の人たちの多くがこの日にむけて心身を清めて太陽を再生させるための儀式を行います。この日を境に少しずつ日照時間が長くなるため、「陽気回復の日」として祝う習慣がわたしたちの国にもあります。

信州でも、この日は小豆とカボチャを食べます。太陽の色をした食べ物の代表としてカボチャを食べるのだとか。この日のカボチャには中気や風邪の長患いを防ぎ、活力をよみがえらせる力があると信じられています。
また、冬至には柚子湯に入りますが、県内唯一の柚(ゆず)の自生地であり生産地でもある南信州では、ゆずや味噌や砂糖やクルミやごまや米粉を使った「柚餅子(ゆべし)」など、香り豊かなゆずの加工品づくりもはじまりました。とりわけ信州最南端の長野県下伊那郡天龍村坂部は「ゆべしの里」として村のおかあさんたちがゆべしを作り続けています。
冬至がすむと、クリスマス、から年越しへと一気に慌しくなります。各地の神社では注連縄作りが盛んに行われています。長野市の善光寺では16日深夜から17日の朝にかけて、新年の五穀豊穣と無病息災を祈る秘伝のセレモニー「御越年式」が、ロウソクの明かりのなかでおこなわれました。くわしくは信濃毎日新聞の「新年へ無病息災祈り 善光寺で御越年式」というニュースへ。
厚生労働省大臣官房統計情報部が17日に発表したばかりの「平成17年都道府県別生命表」によると、長野県の男性の平均寿命が79.84歳で全国1位、女性が86.48歳で全国5位となっています。男女とも上位5位に入っているのは唯一長野県だけで、長寿県長野が今回の調査でも証明されました。わたしたちは必ずやこれが食べ物にも関係があると信じています\(^O^)/

●19日は今年がはじまって353日目。いろいろなことがありましたが、ここまであっという間でしたね。冬の準備もすんで、暖かく過ごされていると思います。月明かりのなか静まりかえる夜にはこの1年を振り返るのもいいでしょう。22日は二十四節気のひとつ「冬至(とうじ)」。公式に冬がはじまるのはこの日からとされています。暦便覧には「日南の限りを行て日の短きの至りなれば也」と記されており、上段のコラムにもあるように、古くはこの日を年の始点と考えていました。西洋占星術ではこの日太陽が射手座を出て山羊座にはいります。
23日、24日と連休。そして24日は満月です。月明かりのなか、白銀の世界をサンタクロースがやってくるのでしょうか。北米航空宇宙防衛司令部(通称「ノーラッド」NORAD)では今年もサンタクロースの追跡をおこなっていますから、子どもたちと一緒にチエックしてみましょう。日本語もあります。なぜノーラッドがサンタ追跡を毎年続けているのかというと、ウィキペディアというインターネット百科事典によれば、53年前「コロラドにある大手スーパーのシアーズ (Sears) が子供向けにサンタクロース・ホットラインを開設したときの広告に、間違えた電話番号を載せてしまったのがはじまり。その番号は北米航空宇宙防衛司令部のCONAD(当時)司令長官へのホットラインだった。子供からの電話に司令官ハリー・シャウプ大佐が『レーダーで調べた結果、サンタが北極から南に向かった形跡がある』と回答して以来、恒例行事になった」とあります。
毎年クリスマスになると、ノーラッドでは「いい大人」が自由主義世界の子どもたちのためにサンタクロースの出発を「偵察衛星で確認」し、その飛行を「レーダーで追跡」して、戦闘機で「サンタを追跡」しています。その公式ウェブサイト(NORAD TRACKS SANTA 2007)では、今年もクリスマスイブの夜中から追跡の模様を中継しますよ。
それではみなさまも、良いクリスマスを!
長野県の冬の特徴 長野地方気象台のウェブサイトより