新信州暦 近年にない降雪量が話題です

<季節の話題>
20120125-yukioroshi.jpg21日は二十四節気の大寒、一年で最も寒い季節となりました。ここ1週間は寒暖の差が大きく、先週末から週明けにかけては、凍りついていた日陰の路面も融けるような天候でしたが、ここ数日は一転、朝起きると外は再び白い世界となりました。この先1カ月は例年以上の寒さが予想されており、しばらくは、つらい朝が続きそうです。でも、降雪の翌朝、晴れて光り輝く山や川の美しさ、夜の満天の星空は、この季節ならではの風景であり、楽しみの一つにもなっています。

毎年、都内で積雪のニュースがあると、どの放送局も生中継を含めたトップニュースで伝えています。雪国に住む私たちから見るとなんとも不思議な光景ではありますが、事故には気をつけないといけません。この冬は飯山市で、ここ20年間で2番目の記録的大雪を記録するなど、新潟県に近い地域では例年以上の降雪だそうです。昨年3月の県北部地震被災地である栄村もその一つで、もともと豪雪地帯として知られたここでは、仮設住宅の屋根に勾配がないために、雪下ろしが悩みの種になっています。一方、長野県中南部では、関東地方同様に乾燥が20120125-1.jpg続いていました。ただ、先週末にはこれらの地域でも大雪となり、ようやく大地は潤ったようです。これからも乾燥する季節は、続きます。この時期に心配なのは、インフルエンザの流行です。長野県内の学校でも冬休みがあけて、発生件数が上昇し、インフルエンザ注意報も出ています。基本的な、手洗い・うがいを徹底しましょう。

20120125-kafun.jpg日本気象協会長野支店は1月18日、今年のスギ・ヒノキの花粉飛散予測を発表しました。県南部で2月の終わり頃から飛散がはじまり、3月中下旬から約1カ月がピークとなるようです。そろそろ対策が必要になってきました。



20120125-hoshigaki.jpg南信州下伊那の高森地区では古くから、特産の市田柿を元日の朝に食べる「歯固め」という伝統行事があり、柿に種が多いほどその分だけ「福」がアップし、縁起が良いと言い伝えられています。この伝承をうけ、先週17日には「市田柿種おおいぞ!コンクール」の認定式が行われ、8個もの種が入っていた柿を応募した福男福女9人が認定されました。この催しはJAみなみ信州が昨年から募集して開かれたもので、地域の伝統を失わずに継承していくことを目的としています。これで皆さまの開運あらんことを。

さて出会いの場の情報です。県東部にある御代田町浅間クラブと小諸市農業青年クラブは、同世代の独身女性とスキー・スノーボードで交流する「Asama Snow Session in軽井沢」を2月18日軽井沢プリンスホテルスキー場で開催します。35歳くらいまでの独身女性の方を2月6日まで募集しています。お問合せは、御代田町産業経済課 TEL0267−32−3111またはEメール miyota@town.miyota.nagano.jpまで。

昨年11月は、TPPの話題が日本全国を席巻しましたが、最近はメディアに取り上げられる件数も減ってきました。TPP参加国との事前協議も始まったようです。野田首相が国民的議論を約束したとおり、日本にとってのメリット・デメリットを詳らかにした上で十分な議論をして欲しいと思います。

先日、国会議員の訪米代表団の報告等によると、日本のコメなどの農産物の関税例外化は、極めて困難なようです。これ以上、食料自給率が下がってしまうことは、将来が不安であり、安心して暮らせません。また、アメリカでは国民の大半が、TPPは企業のためであっても国民のためにならないと思っています。特に北米自由貿易協定(NAFTA)によって、外国人労働者が移入したために米国の雇用が100万人奪われ、賃金カットされる状況を受け、米国労働者団体もTPPへの参加を疑問視している現状です。これよりもさらに厳しい条件とされるTPPにおいて、日本国内の労働環境の行方は、極めて不安であると言わざるをえません。

考えてみようTPPのこと

<農の話題>
20120125-sentei.jpgぶどうの木を寒さから保護するためでしょうか、幹にワラを巻いた木々があちらこちらで見かけます。一方、りんご農家は、剪定作業という大事な作業の時期となります。剪定により枝を整え、日当たりを良くさせたり、作業効率を上げたりさせることにより、品質や収量アップにつなげようと、県内各地で講習会が盛んに行われています。

20120125-tane.jpg松本市のJA松本ハイランド育苗センターでは、野菜苗(レタス類)の播種(はしゅ=種まき)が始まっています。2月には苗が生産者に配布され、3月に畑に定植されます。ちなみにキャベツ・ハクサイ・ブロッコリーなどは2月から、播種が始まるようです。

<今週末の予定>
20120125-iyc.jpg本年は、国連が定める国際協同組合年。世界の抱える貧困、金融・経済危機、食糧危機、気候変動などをはじめとする現代社会の重要課題の解決に向けて協同組合が大きな役割を果たすことを期待し、設定された一年です。この長野県オープニングイベントが、1月28日(土)午後1時から、長野市の「アクティーホール」で開催されます。イベントでは、福島県生協連の熊谷会長の特別講演のほか、映画「人生、ここにあり」の上映も行われますので、ぜひご参加下さい。

20120125-ice.jpg長野の冬には、氷や雪に関連したイベントが数多く行われています。先週の暦でもお伝えしたように、1月21・22日と国宝松本城氷彫フェスティバルが行われました。厳寒の中の氷の芸術は圧巻で、光に輝く姿は幻想的です。

今週末のイベントカレンダー

木曽では、28日から2月11日まで「第4回木曽路氷雪の灯祭り」が行われ、木曽路がアイスキャンドルで包まれます。また、管内では、白川氷柱群が見頃を迎えており、圧巻です。ライトアップもされているので木曽を訪れたなら、外せない観光ポイントとなっています。

長野県内の氷瀑・氷柱はこちら

冬の北アルプス一番の大花火といわれる「鹿島槍の火祭り」が28日に行われます。名物の100人松明滑走やどんど焼き、和太鼓ライブが行われ、クライマックスの大花火も見逃せません。

今から10年前、太陽表面での大規模な爆発によって地球に強力な磁気が発生し、八ヶ岳周辺(山梨県北杜市)で本来見られない「オーロラ」が観測されました。この事実にもとづいた「八ヶ岳オーロラ伝説」の壮大なレーザーショーが長野会場では、富士見町の富士見高原リゾートで1月26日から29日まで行われています。

120125koyomi.jpg*巻頭のカバー写真。冷え込みの激しい氷点下の朝。足早に歩いていて、ふと植え込みに目をやると、葉っぱだけになったツツジが霜に覆われていてとてもきれい。寒いからこそ見られる芸術です。



daynite.gif

*コラムはしばらくの間お休みさせていただきます。


こちらは の記事です。
農畜産物や店舗・施設の状況は変わることもございますので、あらかじめご了承ください。

1327417200000

関連記事

新信州暦 本格的な農繁期の訪れを前にして

新信州暦 本格的な農繁期の訪れを前にして

新信州暦 冬将軍来たりて寒天作りはじまる

新信州暦 冬将軍来たりて寒天作りはじまる

新信州暦 軒先に垂れる干し柿が目につく時

新信州暦 軒先に垂れる干し柿が目につく時

新・信州暦 ウインタースポーツを楽しもう

新・信州暦 ウインタースポーツを楽しもう

新着記事