新信州暦 山々から新雪の報せ届く晩秋の中

typhoon.jpg先週は過去10年で最大といわれる台風18号が日本列島の本州のまん中に上陸して縦断し、各地につめ跡を残しました。台風が通り抜けた長野県南部でも、飯田市などで収穫間際のりんごや柿が落果させられて、大きな被害が発生しました。図版はデジタル台風より

damaged_apples.jpgJAみなみ信州のまとめでは、被害面積はりんごや柿などで503ヘクタールにおよび、金額では、1億8500万円を超える極めて大きな被害となりました。地元の同JAでは、青年部(若い農家の集まる組織)が被害に遭った仲間を助けようと、落果りんごの回収を手伝い、5トンのりんごを集めました。集められたのは収穫期を迎えていた「陽光」「シナノスイート」「ジョナゴールド」です。落果りんごが集められたJAの集荷センターでは、職員が集まったりんごの傷の程度をひとつひとつ確認し、出荷可能なものを箱詰めしていきました。このりんごは岐阜・愛知両県内の農産物直売所で販売され、10日には岐阜県のJAめぐみのに約2トンのりんごが持ち込まれ販売されました。applescare.jpg購入した女性からは「ちょっと見ただけではどこが傷んでいるのか分からない。少しでも被害農家の力になれれば」という声が聞かれたそうです。また、落果りんごは今後、ジュースなど加工用としても使われます。収穫前の傷害りんごについては、「今後の生育をふまえて適期収穫あるいは早めの収穫により、格外品として随時販売していく」(台風被害のりんごについて[JAみなみ信州])といいます。今回の台風被害について、多くのみなさまからご心配、お見舞いを頂きました。お心遣い本当にありがとうございます。また、各地で被害に遭われた方々には心よりお見舞い申しあげます。写真提供:JAみなみ信州

fall.jpg台風が去った後の長野県では秋晴れの日が続いています。青く澄み渡り、どこまでも高い秋の空が広がっています。日中の車の中などは陽射しで暖められて少し暑く感じるほどですが、外に出れば秋の風が涼やかに吹いています。朝晩は「涼しい」から「寒い」に変わりつつあり、押入れから暖房器具を出した家庭も増えていることでしょう。

yonagodaibakufu.jpg大きな滝で有名な須坂市の「米子大瀑布(よなごだいばくふ)」では紅葉が見ごろを迎えはじめました。赤や黄色に色づいた木々と滝の調和が訪れる人を楽しませています。11月3日までの土、日、祝日はマイカー規制がされ、同市仁礼にある「湯っ蔵んど」という温泉施設からシャトルバスが運行されます。写真提供:須坂市観光協会

super_bus.jpg諏訪市諏訪湖で今年5月1日から日本水陸観光によって運営されている水陸両用バス(LEGEND 零 TWO 号)の乗客数が、11日に1万人に達したそうです。関係者によると当初見込みより遅れているということで、今後誘客の強化を図っていくらしいです。湖面が凍る1月6日〜3月14日までは運休で、料金は大人3000円、3歳〜12歳が2000円、2歳以下は500円。写真提供:日本水陸観光

shinano_petit.jpg長野県農業試験場果樹試験場が今年度の研究成果を伝える一般公開を行いました。りんごでは、丸かじりできるサイズの新品種「シナノプッチ」が公開されました。特色は「色が濃く酸味が少なくて多汁」「小玉で丸ごと食べられる中生種」ということで、いずれこのりんごや試験場の取り組みなども当ブログでお伝えします。

snow.jpg台風が去った9日は県内に冷たい北風が流れ込み、あちこちの標高の高い山々で初冠雪(!)が観測されました。志賀高原横手山(標高2307メートル)や北アルプス白馬岳(同2932メートル)、同槍ケ岳(同3180)で雪が舞いました。秋が来たばかりのような気がするのですが、山からはもう冬の便り。これから日々寒さが増してきますので、くれぐれも風邪などひきませんよう気をつけてお過ごしください。

top_091014_small.jpg*巻頭のカバー写真を入れ替えました。「垣根の 垣根の 曲がり角〜 焚き火だ 焚き火だ 落ち葉焚き〜」の歌など口ずさみつつ落ち葉をかき集めました。先週末、長野県佐久市前山の夕暮れどきです。庭一面に散らばっていた落ち葉は、山のようになりました。堆肥置き場に持ち込んで、翌年のための有機肥料を作ります。翌日には早くも落ち葉が芝生に積もりはじめていました。


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kinoko_country.jpg15日はきのこの日です。日本特用林産振興会が制定しました。日本の秋はきのこ類の需要が高まる季節ですからね。長野県でも信州きのこ祭り推進協議会主催で10月23日から25日までの3日間、多目的スポーツアリーナ「ビックハット」にて、第32回信州きのこ祭りが開催されます。長野県きのこ品評会や、きのこ料理コンクールの展示・表彰式や、試食会、頒布会など多彩なイベントが開催されます。品評会は、全国第1位の生産量を誇る産地らしく、エノキタケやシイタケ、ナメコ、ブナシメジ、ヒラタケ、マイタケなど700点以上が出展され、料理コンクールでは参加者がそれぞれに調理した出展品を展示して審査会が行われます。きのこ好きにはたまらない祭りです。

fallen_leafs.jpg18日は新月。19日からは新しい月が大きくなりはじめます。そして20日は秋の土用入。この日から次の立冬(11月7日)の直前までが「土用」の期間です。いよいよ山々の紅葉もさらに色が深まり、街の中を盛大に落葉が舞って、そのころには今年の農産物の収穫もあらかた峠を過ぎることとなり、農家も時間的な余裕が少し出てきているかもしれません。

apple_1.gif中生種のリンゴが出回るようになり、リンゴの季節が本格化しています。毎日りんごを食べている人の数も増えていることでしょう。秋から冬にかけてはりんごを1日に1つは食べるようにしたいものです。「1日に1つのリンゴが医者を遠ざける」という格言もあります。最近よく言われるのは、果物は1日に2種類から4種類ほど食べるのが体にもよいらしく、そのなかの1つはリンゴにするのが最善だとか。リンゴがなぜ体によいのかを少しまとめてみました。ぜひ一度読んで記憶にとどめておいてください。


リンゴがあなたの体に与える素敵な効能

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*リンゴは鉄分とリンを多く含みます。このふたつのミネラルは、脳と、肝臓と、お腹の、それぞれの調子を整えるのに効果を発揮します。

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*リンゴの成分で最もありがたいものは「酸分」です。リンゴ酸と酒石酸のふたつの酸分が含まれています。これらの酸は、果実そのものを消化しやすくするだけでなくて、胃の中で他の食べ物の消化を助けてくれる働きをします。リンゴには消化器官を調整してくれる働きがあって、便秘を解消してくれたり、便秘になるのを予防してくれたりします。こってりした油分の多い食べ物を中和してくれる働きもあります。

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*便秘の解消のためには、完熟して、ジューシーな、そしてどちらかというと少し酸味のきついリンゴを、毎晩寝る前に食べるようにしましょう。

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*お腹にたまったガスや下痢を止めたいときには、皮をむいたリンゴを摺りおろして食べるのがいいといわれています。

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*リンゴは歯の健康にもよいとご存じでしたか? リンゴを食べるときに出てくるジューシーな部分が歯をきれいにし、硬めのリンゴを食べることで歯の汚れや歯垢をとるのを助けるそうです。

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*甘味料をいっさい加えていないアップルサイダーは、痛風やリューマチを予防するのに効果があると、欧米では考えられています。糖分が添加されているものにはその働きはありません。

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*またリンゴには記憶力の減退を止める働きもあるようです。1日に1つのリンゴを食べるときに、合わせて温かい牛乳に茶さじ一杯の蜂蜜を溶かしたものを飲むようにしましょう。記憶力の減退を抑え、精神的な興奮を静めるのに効果があります。

indexarrow.gif 長野県の秋の特徴 長野地方気象台のウェブサイトより

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農畜産物や店舗・施設の状況は変わることもございますので、あらかじめご了承ください。

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