今日の暦 耳を澄ますと雪の融ける音

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雨水 (うすい)2月18日(金曜日)

そろそろ春一番が吹きます。雪ではなく、雨が
降るようになり、深く積もっていた雪も融けはじめます。

満月2月24日(木曜日) 新月3月10日(木曜日)

啓蟄(けいちつ)3月5日(土曜日)

ようやく大地に太陽の気がたまりはじめます。冬眠していた
虫たちが一足早く春の訪れに気がつくとき。


すこしずつではありますけれど、確実に陽が伸びていっているのに気がつかれましたか? 国立天文台によれば、 長野(東経 138度11分 北緯 36度39分)では、日の出が1日に1分早くなり、日の入りも1日に1分ずつ遅れていっているので、1日に2分ずつ昼間の時間が長くなっています。たった2分ですが、この2分が貴重なのです。信州における季節の変化は驚くほどドラマチック。雪が降るたびに窓から見える景色も姿を変えて、森の中に足を踏み入れると、白の上にところどころ朽ちかけた落ち葉が絨毯のように広がっていたり。静かな信州を心ゆくまで独り占めしたい人は、寒さ対策をしっかりとして、この季節に訪れること。夜には熱々のキノコ鍋で、地酒を味わい、雪見の露天風呂であたたまってから、静寂の大地を抱きしめてください。そして突然の春の訪れに感覚をとぎすませておきましょう。
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