
暑い日々が続きますが、暦の上では立秋。信州には「土用半ばに秋風が吹く」という言い伝えがあり、日中の暑さこそ厳しいけれど、朝夕はそれなりに涼しく感じます。土用の明ける立秋が過ぎる前後には、霜の早いところではソバまきがはじまります。大気の状態が不安定になるこの季節は、局地的な雷雨や大雨にも注意が必要です。夏休みで、観光や里帰りで信州に訪れる人が増えています。
野菜や果樹の産地では、農家は早朝の涼しいうちに収穫作業を行います。それは人間の作業効率だけでなく、農作物の温度が低いうちに収穫する必要があるからで、箱詰めされた農作物は予冷をして市場に送られます。この季節のレタスなどは、信州の高原でとれたもののシェアが高まります。
月遅れのお盆が近づいて、花の需要が高まるため、花農家も大忙しです。お盆には、各地で灯篭(とうろう)流しや花火大会、花市、盆踊りが行なわれ、ふるさとはにぎやかな季節を迎えます。

●早くも8日は立秋。9日の長崎で平和を祈る日が終わると、世界の雰囲気がかなり変わります。そろそろ秋が近づいてくるからです。
13日の新月にむかって、夜空の星を眺めるには絶好の機会が訪れるでしょう。12日から13日にかけてペルセウス座流星群が星空を盛大に通り抜けていくのです。こんなに条件がよい機会はめったにありません。この夏も休館日以外は毎晩観望会をしているうすだスタードーム(佐久市)でも、12日は夜9時から恒例の「ペルセウス座流星群観望会」が開催されます。屋外で流星群を楽しみ、その合間には天体望遠鏡でさまざまな星の世界に旅して、魔法のような夜を楽しむことができます。観望会に参加しなくても、どこにいても、この日は夜暗くなったらときどき夜空を見あげるようにしてみませんか。流星群がいちばんたくさん見れるのは、真夜中を過ぎたころかな。
13日は新月。そして月遅れのお盆が15日に訪れます。夏の諏訪湖を彩り、毎年40万以上の人を集める湖上花火大会も、終戦記念日のこの夜に行われます。そしてお盆がすむと、信州の真夏は過ぎ去り、19日は旧暦の七夕。
20日には旧軽井沢の諏訪神社の大祭がおこなわれて、この祭りが終わると、信州は静けさに包まれる秋になります。21日は上弦の月。来週はお盆のために信州暦も更新はありません。駆け足で過ぎゆく夏をみなさまも存分にお楽しみください。
長野県の夏の特徴 長野地方気象台のウェブサイトより