果物

サクランボを山ほど食べてみたくなりました

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初夏の味覚として人気の高い長野県産サクランボ。先週のサクランボのプレゼント記事の中でもお伝えしましたが、3月上旬から出荷がはじまり、今はまさに「収穫に大忙し!」の最中です。この時期のものは、さながら食べる宝石のごとく扱われて、主に高級果実専門店へと運ばれ、贈答用や入学祝などに喜ばれます。

長野県産のサクランボは、年々品質が安定してきているため、市場での評価も高く、山形産が出まわる前の大事な位置づけとなっているのです。なかでも加温サクランボは中野市が全国一。県内でも中野市産が7割を占めるほどです。今日もJA中野市ブドウ集荷センターでは、きれいに箱詰めされたサクランボが出荷されていきます。さすがに、色と大きさと輝きが違いますねえ。行く先を見ていくと、ほとんどが県外に出荷されていくようです。

永沢暢良さん

サクランボがいっぱい
実際にサクランボがたわわに実っている現場を見るために、中野市柳沢の永沢暢良(えいざわのぶよし)さんのハウスにおじゃましました。ハウスが2棟あって、今収穫の真っ最中なのは「高砂」というサクランボです。

4月上旬から収穫がはじまり、家族総出で、大忙しの毎日です。赤く色づいたおいしそうなサクランボが、とにかくぎっしりと実っていましたよ。一方、5月下旬に収穫予定の「佐藤錦」は、今まさに花が満開。一度に集中しないように少し時期をずらして栽培しているんです。

いつもうまくいくとはかぎらない
永沢さんはサクランボの木を植えて7年目になります。本格的に収穫できるようになったのは3年目からだとか。まだ、一度も失敗はありませんが「今のところ大丈夫だけど、結実不良(一切実がならない)の時もあるんだよ。その年の天候や管理の影響もあるのだろうけど・・・賭けだね、まるでギャンブルのようだよ」といいます。

今年のサクランボは去年よりも収量が多く、倍以上の量が見込まれます。毎年この量を維持するには「摘果をもっと真剣にやらなくちゃなぁ」と永沢さんはつぶやきます。

ハウスものが露地ものより優れてる点
今年は暖冬の影響で、去年よりひと月ほど早く、ハウスの加温をはじめました。ハウス内の温度は低くても摂氏8℃ぐらいから、20℃までに保ちます。雪が少なくて今年は管理も比較的楽だったようです。ハウス(加温)サクランボは、温度管理もきっちりしているし、露地ものよりたっぷりの太陽に当てて、十分熟してから収穫するので、真っ赤に色づき、見た目も味もよいのです。さらに皮も薄くて、食べやすいときています。

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この細やかな気配りを見てください
太陽の光がサクランボの実にまんべんなく当たるように、葉を何枚かまとめて輪ゴムで束ねるなど工夫されているのが冒頭の写真でもおわかりになるでしょう。細かい気配りです。なかでも一番大変な作業は、やはり収穫と荷造り。特に箱に詰める作業は、注意しないと果実が傷んでしまうので、とても神経を使います。

とはいえ、収穫が終わってからも、きちんと管理をしなければ、翌年またおいしいサクランボができないし、収量も確保できないと永沢さん。読者のみなさんにむけてのメッセージとして、「一番おいしいときにたくさん食べてほしいなあ」とおっしゃいました。

サクランボ狩りもどうぞ
今の時期、どうしても高級な果実「サクランボ」ですが、永沢さんの思いがいっぱい詰まったサクランボを、納得するまで食べてみたいものです。そうそう、あとしばらくして5月中旬ごろからは、中野市内のサクランボ園で、サクランボ狩りがはじまる予定です。詳しくはJA中野市農産物産館「オランチェ」までお問い合わせを(電話0269−23−5595)

arrow2.gif JA中野市農産物産館「オランチェ」案内

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