月日のたつのは早いもので、1月も本日で終わります。明日からはもう2月。2月にはまた、楽しみなイベントがありますからねぇ。そーです、2月の14日はバレンタイン・デーですから忘れないように・・・って、その前にもアルでしょ、大事なイベントがっ! ニッポン人なら忘れちゃいけません、「節分」です「せ・つ・ぶ・ん」。ナニナニ、「節分なんて豆まいて、恵方巻き黙々と――今年の恵方は北北西だそうで、そちらに向かって――食べて終わりじゃないか」ですって! なことたぁありませんよ。節分にはね、まだまだ、楽しみ方があるのです。ヨーシ、分かりました。今回は、ワタクシが「今年の節分はひと味もふた味も違うゼ!」と題して、新たな(?)節分ワールドに、アナタをご案内いたしましょう〜♪
節分にはながいもを食べる
「『節分』に何か特別なことをしますか?」と周りの方々にたずねれば、100人中99人位が「豆まきして、恵方巻きを食べる」といいそうですよね。コレ、そう思っているの(というか、実際去年まで自分もそうしていましたので)ワタシだけじゃないですよね?
確かに今の時期、スーパーの店頭ではオニの面と一緒に落花生や炒り大豆がたくさん売られていますし、いずれのコンビニでも恵方巻きの予約受付が花盛りですもんね。でも、でもですよ。恵方巻きも元々は、関西のごく一部でしか行われていなかった風習というじゃありませんか。で、調べてみたら、あるんですよ、これが、他にもやっぱり。信州ならではのものから、今はチョット見られなくなった風習まで。
そこで最初にご紹介するのは、信州ならではの節分です。というわけでまずは「節分料理にながいも」のご紹介から。えっと、これには諸説いろいろあるのです。長く伸びたながいもを、オニの金棒に見立て、それを平らげてしまうことでオニを払う、とか、オニが化けた旅人を親切に一晩泊めてあげたおばあさん。夜中にオニがおばあさんを食べてしまおうとしたところ、そうとも知らずに馳走しようと山芋をすりおろしているおばあさんの姿が、「オニの角をすりおろしている!」ように見えたものだから、オニは慌てて逃げ帰った、とか。で、ワタシのお気に入りの説は、すりおろしたながいもで、オニが門で滑って家に入れないようになる、というものです。
いずれも「ながいもでオニを払う」ということになるのですが、いかがです、みなさん。今年は一風変えてみて、豆まきやイワシの頭でなく、『ながいも』で邪を払われるってのは? この、「節分にながいも」は信州のほかに、京都にも伝わっているのだとか。ナゼか信州と京都だけっていうのが、チョット可笑しいですけれど、信州戸隠の山中には京都から追放された魔法を使う女性が移り住んだという伝説があって、宮中ではこの妖術を使う女性を鬼女と呼んだらしいのですが、信州ではその不思議な力で村人の病を癒したりしてみなに慕われていたともいわれています。
節分そばで身を清める
さらに次なる一味違う節分は、その名もズバリの節分そば。以前、年越しそばをご紹介した折に、「年越しそばの他にも、昔は折々にそばを食す風習があった」ということをご紹介させていただきましたが、その折々のひとつに「節分そば」なるものがあるのです。
いわれはといいますと、旧暦で暮らしていた時代には「立春から年が明ける」と言われておりまして、この日には「そばを食べて身を清める」とされていたそうなのです。福を内に呼び込むためにも、やっぱりカラダの中からキレイにしなくちゃいけませんからね。
また、立春の前日である節分は大寒の最終日。江戸の頃には、立春で年が改まるという考えから、「節分そば」を「年越しそば」とも呼んで食していたそうです。昨年(といっても、ほんの一月前ですが)、年越しそばを食べ忘れた方々は、この機会にゼヒどうぞ。一月遅れでお金が集まってくるかもしれませんよ♪
ながいももそばも豆もおいしい応援団で
で、せっかくそばの話題が出たのでこの場をお借りしまして、ご案内をひとつ。ただいま農産物の産直オンラインショップとして人気のJAタウン 全農長野 僕らはおいしい応援団では、皆様に今回ご紹介した節分を楽しんでいただこうと、JA松本ハイランドの「ながいも(家庭用)」と信州戸隠そば(株)の「信州戸隠そば」各種を好評販売中です。「ながいも」は、お歳暮に大好評をいただいた品と同じ品質のものを、「チョット形が不揃いなので家庭用」としてただいまお得なお値段で販売中! しかも、本日までにご注文いただければ、節分にも間にあうだけでなく、抽選で「長野米コシヒカリ5kg」が当たるそうです。これ、見事当たれば、早速「福は〜、内〜!」ってなもんです。
最後に、オーソドックスに豆まきを楽しみたい方、今年は一味違う豆を使われてはいかがでしょうか? JAタウンにて、こちらも絶賛販売中は、JA上伊那『合格祈願大豆』限定100個でございます。受験シーズン真っ盛りの今、こちらの大豆で豆まきを行えば、必ずや『福は〜、(合格ツ)ウチ〜!』となるのでは?
かように縁起の良いネタをみなさまにご紹介できるのは、書いている方もそりゃあ楽しいもんです。まだまだはじまったばかりの2007年、さ、さ、ご一緒に福を呼び込みましょう!
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