今回のプレゼントは、今が旬! JA中野市の「サクランボ」です。赤く色づき、太陽の光を浴びてキラキラ輝く姿はまるで宝石のよう...。
訪れたのは、県北部にある中野市竹原地区。リンゴやブドウ、サクランボなどの果樹園が広がるこの地区で、代々リンゴやブドウを栽培する果樹農家・市川和仁さんにお話を伺いました。 市川さんがサクランボ栽培を導入したのは23年前。これまで培ってきた施設(ハウス)栽培の技術を応用してサクランボも栽培しています。栽培する上で気をつけていることが、収穫後の木の管理です。サクランボの木は天敵であるハダニが発生しやすく、木を元気に保つことは来年の実を収穫することに関わってくるため、収穫後も気が抜けません。木の管理には、JAで推奨される農薬を使用しますが、市川さんは推奨される使用量の半分程度に抑えるよう心がけています。また、木によっても状態が違うため、一本一本を見ながら施用も変えていると言います。
さて、おいしいサクランボの見分け方はご存知でしょうか? サクランボは、実が赤いものが甘くおいしいとされています。そのため、おいしいサクランボを届けれるよう、赤く色づくギリギリまで木に成らせておきます。熟しすぎると、実が軟らかくなりすぎ、潤んできてしまいますので、色づきと熟度を見極めながら収穫を行っています。 「収穫時期は2週間程度、遅くとも5月いっぱいまでに収穫を終わらせてしまう」というので驚きです。まさに短期決戦です。
市川さんが栽培するサクランボは「紅秀峰」という品種です。 サンランボの品種で一般的に知られているのは「佐藤錦」だと思いますが、この紅秀峰は佐藤錦と肩を並べるほどの人気を集めている品種です。その人気の理由は、味と大きさにあります。酸味が少ないため甘味をしっかり感じられることに加え、果実の一粒が大きいのが特徴で、大きいものは3L(28mm)にもなります。一粒でも口の中がサクランボでいっぱいになり、幸せな気分になること間違いなし! な品種なのです。
「ハウスサクランボは価格的に気軽に手を出せるものではありませんが、人に贈ると喜ばれますので、贈り物でご活用いただければと思います」と市川さん。 JA中野市のハウスサクランボは市場での評価が高く、そのおいしさは折り紙つきといえます。
JA中野市では6月からサクランボ狩りを開催します。また、2019年6月15日・16日には、「サクランボ狩りまつり」を開催する予定です。※予告なく変更する場合がございます。 おいしいサクランボをご自分の手で収穫し、食べてみたい方は、足を運んでみてくださいね。 サクランボ狩り、サクランボ狩りまつりの詳細は、JA中野市の直売所「農産物産館オランチェ」または「信州中野いきいき館」までご連絡ください。 市川さんのサクランボをお取り寄せしたいという方は、JA中野市 ぶどう集荷センター(TEL 0269-22-4400)へご連絡ください。 ◆JA中野市農産物産館 オランチェ 長野県中野市草間1543-5 TEL 0269-23-5595 営業時間 9:00~18:00 ◆信州中野いきいき館 長野県中野市吉田519 TEL 0269-26-1186 営業時間 9:00~18:00
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こちらは 2019.05.14 の記事です。農畜産物や店舗・施設の状況は変わることもございますので、あらかじめご了承ください。
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