田舎暮らしをしたい県のナンバーワンは長野県! 田舎暮らしを希望する都市住民に最も人気のある県に長野県が3年連続1位となりました。ふるさと回帰支援センターの調べで2013年は、1位長野県、2位山梨県、3位岡山県という嬉しい結果となりました。首都圏からのアクセスの良さもありますが、定期的なセミナーの開催や地域情報の提供など、相談体制が人気とのこと。若い世代の方からの相談も増えているそうです。
四季折々の豊かな自然・おいしい空気・水、そしておいしい農畜産物も満喫できる信州へ、いかがですか? この季節ならではの北信州いいやま雪国暮らし体験セミナーもあるそうです。。。もちろん雪の少ないエリアもたくさんありますよっ!
・北信州いいやま雪国暮らしセミナー(認定NPO法人 ふるさと回帰支援センター)
・楽園信州 信州へ移住を考える人のポータルサイト
1月29日、肉の日らしい話題を。肉と言っても牛・豚・鶏ではありません。来月18日(2014年2月18日)に、長野市のメルパルク長野にて「全国ジビエサミット」が開催されます。地域を越えたジビエ振興をと、料理人やハンターをはじめ全国のジビエ関係者250人が集結し、情報交換や共同企画などを考えます。また「ジビエ振興のため、今何をすべきか」と題したパネルディスカッションや、ジビエを味わう会費制(@5,000)のパーティー、各県のジビエ製品の試食販売もあるんですよ。先週(2014年1月22日)のブログでもお伝えした若穂食のモデル地域実行協議会も参加し、JAグリーン長野女性部開発メニューも登場しちゃいます! どんな料理が登場するのでしょうか。新メニューについては、これからもお伝えしていきたいと思いますのでお楽しみに☆
・全国ジビエサミットチラシPDF 長野県
「猪肉の醤油麹漬け焼き」
長野市若穂で行われたジビエ料理講習会での一品
信州オリジナルの新しいお米「風さやか」を覚えて下さい。「風さやか」は2011年に品種登録された新品種で、試験栽培を経て、昨年(2013年)から県内の産地で栽培に乗り出しています。きっかけは、ここ数年の気候変動による高温障害など。夏の高温期の胴割れ(ヒビ)を避けやすく、高品質・減農薬栽培できる晩生種として注目の品種なのです。もちろん味もイチオシですよ♪ コシヒカリに劣らない旨味と香り、もっちり感、そして、冷めてもおいしいと好評です。長野県とJA長野県グループでは、すでに2014年度のお米づくりに向けて、夏の高温対策や病害中対策などについて研修会を行い、おいしいお米をお届けするために一丸となって取り組んでいます! これから本格的にひろがる「風さやか」をよろしくお願いしま〜す。
まだまだ朝晩は氷点下の信州から、節分にちなんだ昔話のおはなしおはなし・・・。県北部に位置するJAながのでは、「ふるさと昔話」として各地域の民話をホームページ上でまとめています。その中から、節分にちなんで、長野市芋井地区の「飯綱山の影法師」をご紹介します。
節分と言えば「鬼は〜外! 福は〜内!」の声とともに、豆をまき、鬼を追い払う、厄除け行事ですが、まだ鬼がいたころのある年の節分の日のお話です。登場人物は、人の反対ばかり言う(人と同じことがきらいな)「つむじのまがったおじいさん」とおばあさんと鬼。一風変わった展開と飯綱の自然(景観)独特のオチにも注目です。
・JAながの ふるさと昔話「飯綱山の影法師」(長野市芋井)
さてこのお話しの中で、鬼に「とろろ汁」をふるまったおばあさんが出てきましたが、信州では「節分にながいも料理」を食す地域があるのをご存じですか? 上記のお話と別に諸説あるそうです。詳しくは、過去記事「今年の節分はひと味もふた味も違うゼ!」をご覧ください。
節分は、春を迎える最初の日とはいえ、大寒の最後の日でもあり、底冷えする寒さがもう少し続きます。長いもの「ねばねば(ムチン)」には粘膜を守る効果があります。また生食での含有量は野菜一とも言われるタンパク質にはウィルス抑制効果もあるので、インフルエンザや風邪予防にぴったり♪ この冬をいつものうがい・手洗い+長いもで乗り切ってみてはいかがでしょうか?
また、各地で節分会も賑やかに開催されます。ちなみに、2014年2月3日の善光寺さんでは、女優の常盤貴子さんをゲストに迎えるそうですよ。
・さわやか信州旅.net 信州の節分・豆まき情報
[巻頭のカバー写真]
「銭の花」が満開の縁側で。五円玉を若芽に通し、いかにも硬貨がなった様に育てて縁起物とすることもあるそうです。

*コラムはしばらくの間お休みさせていただきます。