「ミルクとんかつ定食」
「乳和食(にゅうわしょく)」を、ご存知でしょうか? 「乳和食」とは、定番の和食にコク味や旨味のある牛乳を組み合わせることで、食材本来の風味や特徴を損なわずに塩分を減らし、おいしく和食を食べる調理法です。
長野市にあるJA長野県ビル13階「食堂しなの木」では、平成27年6月の毎週金曜日に乳和食定食を販売しています。第1回の6月5日は「ミルクとんかつ定食」が提供されました。小麦粉に牛乳を加えた、ミルク衣を使用して揚げています。ミルク衣を食材にからめると牛乳のコクが加わるので、卵を使わずにすみ、加熱中に牛乳のたんぱく質が膜になって油の吸収を抑え、カラッと仕上がるそうです。
気になる乳和食はあと3回。今後のメニューをご紹介します。
- 【「食堂しなの木」の乳和食メニュー】
- 6月12日(金) とり肉ときのこの和風シチュー定食
- 6月19日(金) さばのミルク焼き定食
- 6月26日(金) ミルク天ぷら定食
- ※いずれも1日30食限定、小鉢2品付きで500円(税込)です。
ところで、なぜ6月に「乳和食」なのでしょうか。平成13年に国連食料農業機関(FAO)が、6月1日を「世界牛乳の日」とすることを提唱し、日本では(一社)Jミルクが平成19年に6月1日を「牛乳の日」と定めました。同時に毎年6月の「食育月間」と連動して、6月の1カ月間を「牛乳月間」としました。
社会人になって、牛乳を飲む機会が減っていませんか?
食事に牛乳を取り入れたり、牛乳でちょっと一息ついたり、牛乳を飲みながら給食を食べていた学生時代を思い出すのもいいかもしれません♪(ピーチ)