「長野県も梅雨入りです」と6月5日に気象庁から発表がありました。平年より3日、昨年より5日早い梅雨入りです。雨の日が続くと洗濯物は乾かず、室内はジメジメ、これから注意したいのが「食中毒」です。
食中毒の原因の一つである「細菌」は、室温(約20℃)で活発に増殖を始め、人間や動物の体温ぐらいの湿度の時に、増殖スピードが最も速くなるといわれています。食中毒は、飲食店だけではなく、家庭でも発生しています。
食中毒を防ぐには、食べ物に細菌などを「つけない」、食べ物についた細菌を「増やさない」、食べ物や調理器具についた細菌やウイルスを「やっつける」という3つの原則があります。
「つけない」ためには、必ず手を洗うこと。また、生の肉や魚を切ったまな板などの調理器具を洗わないまま、加熱しないで食べる野菜などには使用しない。使用する場合はきれいに洗うこと。
「増やさない」ためには、低温で保存することが重要。
「やっつける」には、食べるものを加熱すれば安全です。まな板や包丁、ふきんなどにも細菌やウイルスが付着しますので、熱湯をかけて殺菌しましょう。
小雨の降る中、850種2500株のバラの花が見ごろを迎えた「信州なかのバラまつり」にいきました。
雨に濡れ、少し重そうな花弁もありましたが、華やかな香りが公園一帯に漂い、訪れる人々を香りのベールで包み込んでいました。
公園内では、バラを使ったソフトクリームやまんじゅう、お酒などを見つけてびっくり。まつり期間のみの販売と聞き、バラの色と香りのソーダに花びら入りアイスクリームを浮かべたクリームソーダをいただきました。上品な味でおすすめです。
信州の里山や高原、庭園では、様々な花が彩り豊かに咲いています。梅雨の晴れ間をねらって出かけませんか? 新たな発見と出会いにめぐりあえるかも。
◇関連リンク
・信州花だより(さわやか信州旅.net)
簡単に栽培できるハーブや野菜に挑戦してみませんか? 種を撒いて、芽が出て、毎日少しずつ成長する様子を観察するのも楽しいものです。ハーブには、料理やお茶に使う味わえるハーブや、花を楽しむハーブ、お風呂やお部屋に飾って香りを楽しむハーブなどがあります。
6月から7月に紫の花を咲かせるラベンダーは、薬用・ハーブティー、浴用・美容、料理やお菓子の香り付け、ポプリ・リースなどに使われ、その香りには鎮静作用があり、眠りにつきやすくしてくれるといわれます。
ハーブを育てて、その香りに包まれなからのんびり♪ 自宅で野菜の成長を楽しみながら、自家製ハーブティーでゆったり♪ なんて、梅雨の季節のすてきな過ごし方ですね。
[巻頭のカバー写真]
これはなんと「じゃがいもの花」です。農業に関わりのない方はあまり見たことはないのでは?