ドウダンツツジやもみじが、今年最後とばかりに燃えるような輝きを放っています。目を移せば、軒下やベランダでは、柿すだれや大根干しなど、冬支度に追われている様子がうかがえます。そんな忙しい準備ですが、美味しく出来上がることを想像すれば、ふっと、顔もほころぶのです。
長野市周辺では野沢菜を収穫する「お菜とりツアー」も開催され、大勢の参加者で賑わっています。また直売所では、大抱えに野沢菜を購入する人の姿も目につきます。冬の訪れが早い今年は、早々と野沢菜を漬けるお宅も多いようです。家庭でつくられる野沢菜漬けは、やはり買ったものでは味わえない独特のおいしさがあります。家によってもその味が微妙に異なるので、各家庭の野沢菜漬けをいただくのが信州の冬の楽しみでもあります。
「サンふじ」の収穫が最盛期を迎えている今、リンゴ祭りが各地で行われています。また、リンゴオーナーになった人たちが県外からも収穫に訪れ、自分の樹に実った真っ赤なリンゴに歓声をあげていました。もちろん直売所でもリンゴは大人気で、カゴを山盛りに買い求める人の姿も見られます。今年は農産物の生長には苛酷な天候でしたが、農家の努力によっておいしく育ったリンゴを、毎日の美容と健康にお召し上がりください。
貰って嬉しい、食べておいしい長芋の季節。すりおろしたり刻んだり、また、焼いたり揚げたり炒めたり、と料理のバラエティも広がります。県内では、強い粘りと濃い味が特徴の東筑摩郡山形村や、サラリとした味わいが特徴の長野市松代などを中心に、今、収穫が盛んです。お求めは、JA松本ハイランド ファーマーズガーデンやまがた(電話:0263-98-5231 定休日:祭日を除く月曜日)、またはJAグリーン長野 松代農業総合センター(電話:026―278-9595 2013年12月23日まで無休。現在、「ながいも祭り」を開催中)でどうぞ。
県中部の松本から、地元食材をメインにした駅弁「松本弁当 城下町のおごっつぉ」が発売されました。
JA松本ハイランドでは、地元ならではの新鮮な農産物を多くの方に知ってもらいたいと、松本市や松本大学、業者などと協力して今年5月から弁当づくりに取り組んできました。食材はJA管内産を中心に全て県内産。今年穫れたコシヒカリのおにぎりや、信州SPF豚、サンふじのワイン煮など、14種類の具材が彩り豊かに入っています。週末を中心に駅構内の販売店で、年内いっぱい販売の予定です。
冷えを感じる季節は、体をぽかぽかと温めてくれるショウガが頼もしい味方です。中国ではすでに紀元前500年頃から、薬用として漢方処方に使われていたとか。また発汗作用によって体の表面の邪気を吹き飛ばしてくれるものですから、「風邪かな?」と感じた時はぜひとも利用したいものです。ティーブレイクに、ショウガ紅茶もいいですね。
寿司にショウガの甘酢漬け「ガリ」が必ずといっていいほど添えられているのは、生ショウガが持つ強い殺菌力の効果を期待してのもの。もちろん、甘酢の美味しさでいつもより食が進んでしまうのですが・・・。
旬の農産物の販売やイベントなどの楽しみがある農業祭。先頃行われたJAながの(本所:長野市)の農業祭では、大人から子供まで60名が参加して、太巻きづくりが行われました。その長さ20メートル。地産地消に関心を持ち、食の大切さを学んでもらいたいと、地元産の米10升が使われました。また海苔は100枚ほど用意されたそうです。ちなみに海苔巻のギネス記録といえば、ロシアでのその長さ2.5キロメートルだそうです。
長野県には松本市、塩尻市、安曇野市、山形村をホームタウンとするサッカーJリーグ二部の松本山雅FCがあるのをご存知でしょうか。松本山雅FCの設立は昭和40年にさかのぼり、県内では歴史のあるクラブです。同クラブの「スポーツを通じて」と、JA組織の「農業を通じて」との違いはありますが、共に「地域の発展に貢献する」という共通の理念があり、JA長野県組織の一つ、JA全農長野でもプラクティスウェアースポンサーとして同クラブを応援しています。
今シーズンの最終戦が11月24日(日)、ホーム「アルウィン」で愛媛FCを相手に行われました。今回の試合には2011年の長野県北部地震で被害を受けた栄村の子どもたちが招待され、エスコートキッズとして選手と共に入場セレモニーに参加しました。また、試合前にはJA全農長野とJA松本ハイランドによるきのこ汁約1,000杯が振る舞われるとともに、松本山雅FCのロゴ入りサンふじの販売なども行われました。
試合結果は1−0で勝利し、順位は7位に浮上したものの、J1昇格を争うプレーオフ進出には及ばず、長野県からJ1チーム誕生の夢は来期以降への持ち越しとなりました。
冬の室内にはどんな花を飾るのが好きですか? 信州大学農学部(上伊那郡南箕輪村)では、同学部の温室でシクラメンを栽培し、販売しています。学生40名が実習で育てているもので、品種は20種ほど。温室内は2,000株が棚一面に並び、甘い香りを漂わせていると言いますから、訪れるだけでも一見の価値がありそうです。販売は毎週水・木曜日9時〜16時まで。シクラメンの管理は、日の当たる室内で15〜20度前後の涼しい場所に置いて、水をこまめに与えると長持ちするそうです。
クリスマスのイルミネーションが、日没後の街を華やかにしています。県中部の国営アルプスあづみの公園では、「光の森のページェント」が2014年1月5日まで開催されています。県内でも最大級のこのイルミネーション。今年は約50万球もの電飾で冬の夜を鮮やかに彩ります。詳しくは、国営アルプスあづみの公園 堀金・穂高管理センター(電話:0263−71−5511)へ。
[巻頭のカバー写真]
11月24日に第108回長野えびす講煙火大会が行われました。1899(明治32)年に始まった歴史ある花火大会です。音楽と花火がコラボしたミュージックスターマインや打ち上げ花火が、晩秋の澄み切った夜空を彩りました。

*コラムはしばらくの間お休みさせていただきます。