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A Cozy Cafe in the Mountain Country
信州のおいしい素材を使ったメニューと、居心地の良い空間を提供してくれるマウンテン・カントリー信州ならではのカフェを、シリーズで紹介しています。どこからであれ長野県を訪れた際は、足を運んでみてください。そこにはきっと、おいしい出会いがあります――
信州の秋に行きたいカフェ
そのカフェは、信州の御牧ケ原(みまきがはら)台地と呼ばれるゆるやかな起伏に富んだ高原にあります。名前は「茶房 読書の森」。秋深まるこの季節に、心惹かれる名前です。
オープンは18年前
店主さんのご夫婦が、この地に茶房「読書の森」を開いて、今年でもう18年になるそうです。御牧ケ原は店主さんの出身地で、とにかくこの地が大好きなのだとか。東の浅間山、南の蓼科山から西の美ヶ原まで見渡せますし、緩やかな起伏の高原は、ヨーロッパの田舎の風景にも見えるのです。
のんびりと読書をどうぞ
店内の本棚には、たくさんの本が並んでいます。珈琲を飲みながら、薪ストーブの傍らで、のんびりと読書を楽しむことができます。店内に置かれた雑貨も、楽しいものばかり。「マオ猫」「わにわに」でおなじみの、イラストレーター山口マオさんの作品がたくさんあります。
読書の森の珈琲豆は、軽井沢の丸山珈琲から取り寄せ、一杯一杯ていねいにネルドリップしています。スイーツは、季節のケーキなど3種類。もちろん手作りです。 食事のメニューは、すいとんやおにぎりといった和のメニューから、手作りパンやスパゲティカルボナーラなど。おすすめは「すいとなーら」、すいとんにカルボナーラソースをかけたもの。すいとんとソースがよく合っていて、とても美味しく、元気になる味です。「日本中で食べられるのはここだけです」と奥様は笑います。
自然が満喫できる空間
茶房読書の森には、喫茶だけでなくたくさんの施設があります。併設のこどもミュージアム「ももも」は、子供が遊んだり、絵本を読んだりできるスペース。店の裏の野原は、宮澤賢治の「茨海小学校」にちなみ茨海小学校跡地と名づけ、泊まることができるパオがあったり、ロバやヤギが暮らす小屋があったりします。里山の自然が満喫できる素敵な空間です。「子供からお年寄りまで幅広いみなさんに楽しんでいただきたいのです」と話す、店主さん。
店主さんご夫婦自身が、里山の自然と暮らしをこよなく愛し、楽しんでいることが伝わる、温かなカフェです。
小諸市 茶房 読書の森
茶房 読書の森
長野県小諸市大字山浦5179−1
TEL 0267−25−6393
FAX 0267−24−0260
営業時間 10:00くらい〜18:30くらい
定休なし
・茶房 読書の森 ウェブサイト