公園に面したテラスで自家焙煎のコーヒーを：松本市

信州のおいしい素材を使ったメニューと、居心地の良い空間を提供してくれるマウンテン・カントリー信州ならではのカフェを、シリーズで紹介しています。どこからであれ長野県を訪れた際は、足を運んでみてください。そこにはきっと、おいしい出会いがあります――

シリーズ１０回目は、小春日和にこそ訪れるにふさわしい落ち着いたたたずまいであなたを出迎えるGallery＆CAFE「憩の森(いこいのもり)」を紹介します。このカフェは松本市の高台にある城山公園のすぐ隣に位置し、自家焙煎のおいしいコーヒーと、ガラス窓に広がる公園の自然、そして店内に陳列された陶器を中心とした工芸作品が、居心地良い空間と時間を提供してくれています。

眺めもメニューの一部
カフェ憩の森には、公園に面してテラス席があります。公園の木々とそこに訪れる野鳥たちのさえずりを感じながら、ゆっくりとコーヒーを味わうことができます。もちろん店内からも開放的なガラス窓を通して公園が見えるようになっています。「景観を眺めながらゆっくりしてもらえれば」とご主人。

格別なコーヒーをどうぞ
おすすめメニューは、自家焙煎のオリジナルブレンド・コーヒー。焙煎度合いの違う３種類の豆をブレンドし、好みで濃さを選べます。しっかりとした苦味とほのかな甘味のするコーヒーです。

ランチメニューでは、野菜煮込みカレーやキーマカレーがおすすめ。市販のルーは使わず、すべて手作りで、ごはんは五穀米と白米から選べます。時間をかけて炒めた玉ねぎの旨味と香辛料が食欲をそそります。ほかにも、トーストやサンドイッチもありますし、手作りのケーキなど、スイーツ類もおすすめです。

目の保養にギャラリーも併設
憩の森の店内には、陶器を中心とした工芸品が展示・販売されています。初冬の風景とともに、作品を楽しんでもらうことも、カフェの魅力のひとつになっています。併設されたギャラリー空間では、ご主人が企画展を開いたり、ギャラリーとして貸し出したりしています。

ちょうど１２月６日の土曜日から来年の１月１８日日曜日までは「冬を灯すあかり展」が予定されており、訪れた日にはその準備がすすめられていました。美しい灯りが、きっと、カフェに新たな憩の空間を作ってくれるに違いありません。

その日朝から晴れていたら
良く晴れた小春日和の冬の日に信州の松本を訪れる機会があれば、冬枯れの木立の間から北アルプスを眺望できる城山公園を散策し、カフェ憩の森に立ち寄ってみてください。

北アルプスを一望するカフェ「憩の森」へのアクセス：

Gallery＆CAFE 憩の森
〒３９０−０８６６
松本市城山１１−１７
電話　０２６３−３８−７６６０
営業時間：１０：００〜１８：３０
（ラストオーダー１８：００）
［＊「冬を灯すあかり展」は平日１７：００まで］
定休日：木曜日
Ｗｅｂサイト　http://www.cafeikoinomori.com/