長野県の中部にある安曇野市は、日本有数のりんごの生産地です。
昼夜の寒暖差が大きく、豊かな水に恵まれたこの地域で育つりんごは絶品!
今回のツアーは、そんな安曇野市内をめぐり、旬のりんごとおいしい空気、豊かな自然を満喫する1日となりました。
天気に恵まれたツアーの最初は「りんご収穫体験」!
今回のツアーは「サンふじ」収穫解禁直後に行われたため、今年のJAあづみのふじを口にするのは、この日の参加者が第一号とのこと!
※「サンふじ」とは?
「ふじ」に袋をかけずに栽培したものを「サンふじ」と呼んでいます。太陽の光をいっぱいに浴びて育つため、色づきもよく、一段と濃厚な味わいが楽しめます。
お邪魔したのは安曇野市三郷にあるりんご畑。JAあづみ果実課 中村洋一課長の畑です。参加者は中村課長からおいしいりんごの取り方・見分け方のレクチャーを受け、いざ収穫です。
配布された袋に、なんと詰め放題! 袋いっぱいの「サンふじ」に参加者も大満足です。
「収穫してから店頭に並び、消費者の手に届くまで、どうしても数日かかってしまうけど、やっぱり取れたてが一番おいしい。ぜひ味わってほしい」と中村課長。
その場で皮をむき、切り分けて、取れたてを試食させていただきました。
青空の下、取れたてのりんごはもう最高です!
しゃきしゃきの歯ごたえと、きゅっとくる程よい酸み。その後に、さっぱりした甘みと果実の香り。
ひと口かじるごとに新鮮でジューシーな果汁がじゅわっと口いっぱいに広がります(書いてたら、また食べたくなってきました…)。
サンふじは「りんごの王様」と称される理由を、これでもかと理解しました。
参加者からは「しゃきしゃきでおいしい」「今まで食べた中で一番」とのお声をいただきました。
今回、畑で収穫したのは「サンふじ」ですが、「ほかのりんごも食べ比べてほしい」とJAあづみのご厚意で、おみやげに「ぐんま名月」「シナノスイート」「シナノゴールド」が参加者に配られました。
甘くて果肉のやわらかな「シナノスイート」、酸味があり、さっぱりとした食べ応えの「シナノゴールド」、そして人気上昇中の「ぐんま名月」です。
「ぐんま名月」もその場で試食させていただきました。甘さと、ほんのり南国フルーツのような、ほかのりんごとは少し違ういい香りがします。ぜひ食べてみてほしい!
「ほりでーゆ〜四季の郷」にて昼食。柚子胡椒でいただく豚しゃぶが参加者に好評でした。あんなにたくさんりんごを食べたのに…。昼食は別腹でした(笑)
お昼ご飯のあとは「大王わさび農場」を自由散策。日本一の広さを誇るわさび田です。北アルプスからの豊富な湧き水が敷地内を流れ、見ているだけで癒されます。
空気がおいしく、水のせせらぎがさわやかな大王わさび農場。散策コースによっては、ほどよく起伏があり、ウォーキングにはもってこいです。入場は無料!
ツアーの最後はお買い物! 折しも店内はイベント「秋の収穫祭」実施中で、お餅のふるまいなどもありました。店内には新鮮な農産物が並び、お客さんでにぎわっていました。
「収穫をしたのは初めてで楽しかった」
「取れたてのりんごが今まで食べた中で一番おいしかった」
「たくさん収穫させていただけて大変満足」
「JAの方のお話がとてもよかった」
みなさんに安曇野の旬を楽しんでいただけたようです。
今回のツアーは「信州の新鮮な農畜産物を旬の時季に楽しむ」をコンセプトに掲げ、JA長野県が実施している「信鮮!信旬!キャンペーン」の一環でした。
来年も長野県の旬の農産物を知るきっかけになるツアーを企画していきますので、ぜひ情報をチェックしてください!